現在流通している水の種類について
バナジウム
ウォーターサーバー業界では今、バナジウムという成分が含まれた水が人気です。富士や阿蘇山の天然水が良く売れているそうです。わざわざバナジウムを添加したミネラルウォーターも販売されています。
バナジウムは人間の生体においては必ずしも必要不可欠なミネラルではないといわれていますが、生体内で健康の役に立つ作用があるとも言われています。主にホヤ、海老、蟹、パセリ、黒コショウ、マッシュルーム等に含まれているそうです。最近は糖尿病の予防効果がある、高血圧に効く、便秘に効く、コレステロールを下げると様々な健康効果がうたわれています。
しかし、実際のところ糖尿病の患者にメタバナジン酸ナトリウムと硫酸バナジウムを投与したところ、血糖値が下がったという報告はありますが、他の症状に聞いたという症例は報告されていません。それに長期間、あるいは一度の過剰の服用は危険と示唆されています。
これを読むと「じゃあ、バナジウムは毒なの?」と思われるかもしれませんが、通常の飲料水に入っている程度のバナジウムでは過剰摂取になる事はまずありません。何事もそうですが、過ぎたるは及ばざるがごとし。いくら体に良いと言われていても過剰に摂取すれば体に悪いのは当たり前です。
食品中にあるバナジウムの摂取で人体に悪影響が出たという報告はまだありません。その点はご安心ください。それでもどうしても心配という方にはバナジウムの入っていないタイプの天然水をお勧めします。