飲料水の基礎知識

水道水の安全基準

昨今、水道水の安全性を疑問視する声などもあがっていますが、皆さんはその水道水の水質基準がどんなものかご存知でしょうか?水道水は水道法第四条の規定に基づいて規定する水質基準に合う事が必要とされています。水質基準は、人が生涯にわたってずっと摂取しても健康に問題が生じないように基準値が設定されており、またその内容も随時見直されています。

内容的には一般細菌の量が基準以下であり大腸菌が含まれていないこと、無機物質や重金属(カドミウムや水銀等)、一般有機化学物質(トリクロロエチレンやベンゼン)、消毒副生成物(塩素酸やクロロホルム、トリハロメタン、ホルムアルデヒド等)の量が基準値以下かどうか、また色や味に影響するミネラル類の量が基準値以下であること(日本の水道水は硬度が決められています)、発砲や臭気、色や濁りが無い事等が決められています。

味が良くないとか健康に悪いとかいろいろ悪くいわれている水道水ですが、少なくとも人が飲料に使用して悪影響の無いように厳しく基準は決められているのです。

気になる放射性物質に関しては、厚生労働省の見解によりますと放射性ヨウ素が300Bq/Kg、放射性セシウムが200Bq/Kg未満である事となっています。乳幼児の場合は100Bq/Kg未満です。放射線モニタリング情報は現在、文部科学省のサイトで閲覧する事ができ、毎日の放射線水準調査結果が都道府県ごとにチェックできるようになっておりますので、気になる方は一度ご覧になってみてください。